
ここでは電気回路などの設計を行う際に用いる、電気用CADについて紹介しています。 電気用CADは、大きく2つに分けられることが多く、「回路図設計用」と「レイアウト用」の2種があるようです。どちらも基本的には2次元CADができています。
回路図設計用は、電機や電子回路・論理回路などの「接続情報」を表現するために利用するもので、通常CADにおいて重要となる「寸法」が重視しない仕様となっているため、しばしばCADの範疇から外れていると認識されることも多く、寸法を重視するレイアウト用と一体型のものも多いようです。
レイアウト用には、「フォトマスク用」と呼ばれるものと、「プリント基板用」という2種に更に分類されており、基板や複数主の配線を表現するためのデータ層を扱うようになっているようです。また、小さなブロックの組み合わせを行い、より大きなブロックをくみ上げていくような階層設計が可能となっているようです。
電気に関する設計を行うCADシステムに関しては、国内産では「図研(プリント基板)」や、「ジーダット(フォトマスク)」などがなかでもシェアが高いようです。
世界的には、「ケイデンス・デザイン・システムズ」、「メンター・グラフィックス」などのアメリカの企業が高いシェア率を誇っているようですが、前述したとおり国内産の図研などは、プリント基板を得意とした電気系CADのベンダーも多くありますので、電気系CADを新たに導入する際には、シェアの高さだけではなくその後の保守などを考慮し、国内にも目を向けてみることもお勧めいたします。