
ここでは、CADソフトウェアの「Solid Edge」について紹介しています。 「Solid Edge」は、米国企業の「Intergraph社」が開発したソフトウェアで、1990年代後半にリリースが開始されたものです。
「Pro/ENGINEER」同様に、パラメトリック・フィーチャー・ベース・モデリングが採用されている3次元CADソフトウェアで、世界ではじめてWindowsに完全準拠した機械系CADとされているようです。 バージョン4までは、「ACIS」とよばれるモデリングカーネルを採用していたようですが、Unigraphics Solutions社に買収された後は、Parasolidベースになったそうです。
近年登場した、STというバージョンでは、パラメトリック・フィーチャー・ベースではなく、新開発された「シンクロナステクノロジ」とよばれる手法を採用し、従来のCADの課題となっていた、変更のたびに発生するフィーチャ再計算に関する問題点をクリアにしつつ、且つ従来のパラメトリック・フィーチャー・ベースの良いところ取ったシステムに生まれ変わっているそうです。
なお、STというバージョンになった後でも、従来のヒストリを使ったモデリング環境は残されているようですので、利用者の方々は状況に応じて適切なモデリング環境が、要件に応じて選択できるというのも魅力の一つのようです。
このSolid Edgeに関しては、「ドラフティング環境」とよばれる図面のモジュールが切り出されて格好で、開発元から無償配布されているようで、このモジュールを用いることで2次元の基本的な作図機能・編集機能を利用することができるようになる、DXF・DWGなどの入出力が可能となる、データの保存・印刷までも可能となるなど、非常に利用価値が高いようです。ただし、あくまで2次元CADとしての利用を目的としてこの無償配布されたモジュールは提供されているため、3次元データから作成した図面ビューへの、編集や印刷寸法配置などはできないそうです。とはいえ、利用ニーズは多くあると思いますので、無償ダウンロード用のページなども参考にしてみて、是非利用してみてはいかがでしょうか。