
ここでは、建築用CADのなかでも、建築設備に特化した専用のCADに関して紹介しています。 この建築設備用のCADの基本的な機能には、部材の記号に関する情報から、配管・配線に関する線種などに関する情報までが、あらかじめデータとして登録されているため、ルート変更などが容易に行えるなどをはじめ、さまざまな設備に関する設計が行えるようになっているのが基本的な機能のようです。
代表的な建築設備用のCADとしては、日本国内で高いシェア率を誇っている「CADWe'll CAPE」や、その後継バージョンおよび「3D CAD CADWe'll U・KIT」などが挙げられます。
また、AutoCADをベースとしたジオプラン社が取り扱っている「BrainGear」、富士通四国システムズ社が取り扱っている「CADEWA」のシリーズ製品、ライトニング社が取り扱っている「CustomARCH・i・Draft」、シスプロ社が取り扱っている「DesignDraft」、マイティネット社が取り扱っている「EQ-II」、ダイキン工業が取り扱っている「FILDER_PLUS・FILDER Rise」、コモダ工業が取り扱っている「POWERSP」、ユーステージ社が「SD-7」などさまざまな種類のものがあり、そのシェアは作成対象の図面種類によって大きく異なるようです。
たとえば、空調や給排水および、電気設備の施工図などでは、前述した「CADWe'll CAPE」が高いシェアを誇っており、設計図のほうではAutoCADのシェアが高いようです。
このように建築用CADのなかの、「建築設備」専用のCADには非常に多くの種類のCADが存在しており、これからもその用途に特化したCADが増えていくでしょう。