
ここでは、CADを用いる技術者の試験制度およびその資格について紹介しています。 CADの利用技術者向けの試験制度として代表的なものには、大きく3つの分類があります。 1つめには、「CAD利用技術者基礎試験」と呼ばれるものがあります。この試験は、受験資格は特に問われないので、CADシステムを理解するうえで、基本的な知識を持っている方であれば、どなたで受けられるそうです。将来的に直接または間接的にでも、CADシステムに携わる可能性があれば、資格を得ておくことが推奨されています。
試験科目としては、CADシステムの概念や基本機能、CADを動作させるためのコンピュータシステムに関して、ネットワークに関する基礎知識などが挙げられています。
次に「CAD利用技術者試験」と呼ばれるものですが、この試験には階級があり、2級であれば、受験資格は問われませんが、1級の場合は2級有資格者であることなどが前提条件として必要となります。2級の試験では、CADシステム分野におけるシステムの概要や機能など、基礎試験のように近いような科目となっていますが、専門知識および設計・製図などの必要最低限の知識を前提条件としているようです。
1級の試験になると、機械分野・建築分野・トレースと呼ばれる分野ごとの試験・資格が存在しているようですので、それぞれの特化した分野別の試験を受ける必要が出てきます。前述した基礎および、2級の試験は基本的には筆記試験ですが、1級では実技試験も含まれているようですので、経験と知識の両方が必要であるため、ある程度のキャリアを要する試験となっているようです。
最後に、「3次元CAD利用技術者試験」と呼ばれる試験に関してですが、これは呼んで字のごとく、3次元CADに特化した試験資格で、試験形態は「CAD利用技術者試験」の3次元CAD版だと思っていただくと分かりやすいかと思います。近年では3次元CADが普及しているため、この3次元CADの利用技術者試験資格が就職時には非常に重要となることが多いでしょう。